夏場に獲れる「イサキ」「アカハタ」
盛漁期には、200g~1kgサイズで大量に漁獲される「イサキ」。五島では「イッサキ」と呼ばれ、刺し盛りには必ず入るほどメジャーな魚です。脂がのっていて、大きければ大きいほど美味しいイサキの漁法は定置網や一本釣り。白身で柔らかく、刺身、煮付け、塩焼きなどで食されます。ただ、細かくて鋭く硬い骨があり、喉に刺さると抜けなくなると言われているため、お子様に食べさせる時はお気をつけください。
美しい赤い色が特徴で、五島では別名「アカジョ」とも呼ばれる「アカハタ」。根魚といい岩礁帯に生息している魚で、定置網のほか、岸から狙ってルアーでも釣ることもできます。「アカハタ」という名の通り、ハタやクエの仲間で、高級魚の一種。透明感のある淡白な白身で、刺身はもちろん、煮つけや鍋、味噌汁も出汁がたっぷり出て美味しいですよ。
【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび