秋口から冬に獲れる「カマス」「クロムツ」
夏が終わり、秋に近づくと本格的なシーズン到来となる「カマス」。
主な漁法は定置網ですが、陸からの一本釣りでも釣ることもできます。小柄ながら歯が鋭く、針を外す際は相当暴れるので、注意が必要。干物で食べられる事が多いですが、脂がのった9~11月の時期は刺身がとっても美味しいですよ。手頃なサイズなので捌きやすく、塩焼き、干物、刺身、練りものなどの料理にも使いやすいです。
アカムツ(別名ノドグロ)と並ぶ高級魚とも言われている「クロムツ」は、その名の通り黒っぽい色をしていて、ギョロッとした目玉が特徴。
おもに、定置網で漁獲されています。
若い魚は沿岸でも釣れますが、大きなものを狙うならやはり沖釣りです。寒くなると身に脂肪を蓄えるため、脂がのって甘く、絶品!まずはお刺身がおすすめの食べ方ですが、干物にして焼くと、たっぷりの脂がジューシーで、これまた絶品ですよ。
【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび