福江港から県道162号線を車で10分、平蔵地区に入ると高台に見えてくる浦頭教会堂。
真っ白でモダンなコンクリート造りで、茶色い十字架と花を型どったステンドグラスが特徴的なこの教会堂は、旧約聖書のノアの箱舟をイメージして建てられました。初代の教会堂は別の場所にありましたが、1968年、集落の高台である現在地に建てられ、2019年に50周年を迎えました。
敷地内に入ると、最初に出迎えてくれるのは優しい顔のマリア像。「いらっしゃい」と歓迎されている気分に。
正面に回ると、玄関の両脇には守護聖人の聖ペトロと聖パウロが、眼下に広がる平蔵地区を見守るように立っています。内部も白を基調としたモダンな造りで、天井が高く開放感があります。
正面の門からは車の乗り入れも可能ですが、駐車場が狭いため、県道沿いの広場に車を停め、細い上り坂を歩くのをおすすめします。
春は桜が舞い散り、クリスマスの時期はイルミネーションのアーチがとても綺麗ですよ。
住所:〒853-0051 長崎県五島市平蔵町2716
アクセス:福江港から車で10分
バス: 樫ノ浦行き、および戸岐行き 浦頭バス停下車 徒歩1分
ミサ: 月、水、木、金/6:00 火/17:00 日/5:30 8:00
【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび