景色と食事を堪能し、お腹いっぱいになったらバスの時間まで少しお散歩。お店の裏手から続く農道を行けば河務橋があり、福江島最大級(延長15.3km)の「一ノ河川」の流れを見ることができます。
大自然のエネルギーを存分に蓄えたら、来た時に下車した柳野バス停で13時53分発のバスに乗り、三井楽町へ向かいます。
岐宿の集落の中を通り抜け、楠原へ。五島長崎国際トライアスロン大会「バラモンキング」バイクコースの難関、樽角坂を上がると保育園や楠原教会、岐宿小学校、中学校と続きます。憩坂を下り川原方面へ。
大川原トンネルを皮切りに5つのトンネルを抜けたら、万葉集にも登場する三井楽町。トンネルができる前は、峠をいくつも超えなければならなかったこの道。今は岐宿から10分ほどで行くことができます。
最後のトンネルを抜けると左手に砂丘でできた万葉公園。秋にはたくさんの彼岸花がお出迎えしてくれます。遊具やアスレチック、展望所があり、家族連れが多く訪れる公園です。そして右手には、遠浅の真っ白な砂浜が特徴的な白良ヶ浜海水浴場。
遣唐使ふるさと館の横を通り集落の中に入ると、小中学校があり、終点三井楽に14時31分に到着です。
【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび