昭和58年に市指定文化財となっている「常灯鼻」。福江城を築く際に城の北東から吹き寄せる大波を防ぎ、築城工事を円滑にするために作られたと言われており、防波堤の役割の他に灯台としての役目も担っていました。
台上には、航海の安全と豊漁を祈願して、金比羅神社の祠が祀られています。
港にどっしりと構え、船舶を見守っているその姿は、160年前に作られたものとは思えないほどに美しく神秘的な雰囲気があり、島の歴史を感じる事ができます。
福江港のすぐそばにあり、少し足を伸ばせば近くまで行くこともできますので、港近くにおよりの際は、ぜひ「常灯鼻」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?長崎県五島市東浜町
0959-72-6111(五島市役所)
福江港から徒歩5分
【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび
【掲載先】五島の島たび