五島列島を満喫するフリーマガジン「fullyGOTO」と地元在住のライターチーム「fumoto」が取材した記事を発信する、情報サイト

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小田河原フィッシング

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五島バスの「福江~樫之浦」線の終着である「樫之浦」バス停を通り過ぎ、
道角の神社の手前を右に曲がり、峠を越えると小田河原(おだごら又はおだごうら)地区が現れます。


砂ではなく丸石の海岸に面しており、沖に向かって真っすぐ突き出たコンクリート構造物がシンボルです。


昼間はよくトビが鳴き、のどかで小さな集落なのですが、知る人ぞ知る釣りのポイントであり、イカや季節によってはタイ等を狙って釣り人たちが訪れます。
本土からやってきた有名な釣り動画配信グループがアオリイカの大物を釣りあげ、五島の釣り人達の間では大変な反響でした。


同時に沢山の人が釣りを楽しめる程広くはないのですが、タイミングが良く空いていた場合、一度釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

【取材・執筆】fumoto

【掲載先】五島の島たび

大浜公園

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開放的な大浜海岸から路地を抜けた先の大浜漁港近く、近隣住民に親しまれる大浜公園が見えてきます。
ブランコや滑り台、アスレチック器具など豊富な遊具をそろえ、平日の夕方や週末になると地元の子供たちが集まる場所として人気です。

また、遊具以外にも野球やゲートボールなどを楽しむことができる広場もあり、子供だけでなく大人が休日の息抜きや散歩などに利用することも可能です。


大浜海岸、鬼岳、鐙瀬溶岩海岸、香珠子海水浴場など近くには五島の自然が堪能できる観光スポットも豊富です。
ご家族でのご旅行やのんびり島暮らしを体験してみたい際は、旅の合間のひと時を地元の方々が利用する公園で過ごしてみるのも良いかもしれません。

【取材・執筆】fumoto

【掲載先】五島の島たび

大浜海岸 SUP

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福江港ターミナルから県道49号線を車で約15分、住宅街を抜けた先に開けた海景色を楽しめる大浜地区が見えてきます。
この大浜で英会話教室を営みつつ、SUPとカヤックの体験ツアーをされているのが、ニコラス・サットンさん。


アメリカのカリフォルニア州出身で、2016年に福江島に移住されたニコラスさんの体験ツアーは何と英語、日本語だけでなく、スペイン語、フランス語、中国語の五か国語に対応しています。


サップボードや、カヤック、ライフジャケットに防水バッグなど、必要なものは準備されているので、着替えや水着などの基本的なものを持っていくだけで海のアクティビティが楽しめます。「特別なスキルは必要ない。ゆっくりと流れる時間をアイスコーヒー片手に楽しむように。」と話されるニコラスさん。
気負わず、のんびり、島での時間を海とともに過ごすのはいかがでしょうか。

予約:LINE ID nicho1217 / 070-3517-8932 / nicholas@nichosensei.com
人数:グループ: 2-3人
金額:6,000円 / 1人
時間:120分
WEB:http://nichosensei.com/

【取材・執筆】fumoto 

【掲載先】五島の島たび

岐宿公民館 子供教室 凧づくりにチャレンジパート2!(絵づけ・仕上げ)

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【凧づくりにチャレンジパート2!】9月12日(土)、岐宿公民館にて、岐宿小学校の児童を対象とした凧づくり体験「凧づくりにチャレンジ!」の2回目を開催しました。前回、下書きをした半紙を骨組みに貼り付けるところまで終えていて、2回目の今日はいよいよ完成の日。早速、待ちきれんばかりに色付けを始めた子供たちは、思い思いに絵の具の色を選び、筆で自由に描いていきます。文字1文字をじっくりと描く子、お気に入りのイラストをカラフルに描く子など、それぞれの個性が光ります。中には下書きには無いアレンジをひらめきで描き足していく子も。最後は凧の両端に飾りを付けたら完成です。
世界に一つだけの、オリジナルの凧を満足そうに眺める子供たち。講師の田端さん指導のもと、日本の伝統工芸を楽しく学ぶ事ができました

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島市役所Facebook

 

路線バスの旅 前編⑨ 

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二本楠-荒川-丹奈

16時9分発の荒川行きに乗り換えたら、来た道を少し戻り信号を左折。山間のゆるい上り坂を上がった右手には、先ほど遠くに見た七ツ岳の登山口。(七ツ岳の登山口は2ヶ所あり、もう1ヶ所はこれから行く荒川地区の七嶽神社の先にあります。)

ここからはカーブの多い下り坂が続きます。橋の両脇に立つ立派な看板の「歓迎」文字のお出迎えを受け、16時21分、温泉の町、荒川に到着です。

 荒川バス停の横には足湯ができるスペースも。

昭和な街並みの残る荒川は、古き良き時代にタイムトリップしたかのよう。静かな荒川港で、バスは一旦停車しますが、お客さんがいれば丹奈集落へ行き、またここに戻って来て、福江に向かい発車します。

今回丹奈方面へも行ってみました。(丹奈行きのバスに乗らず、荒川の街並みを散策したり足湯をしてもOK。)荒川トンネル、丹奈岬トンネルを抜け左折したら、16時30分静かな港町、丹奈に到着。

5分程停車するのでバスから降り、小さな港町の空気を感じてみて下さい。すぐにまた荒川に向けて発車します。

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

路線バスの旅 前編⑥

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Gino-岐宿-三井楽

景色と食事を堪能し、お腹いっぱいになったらバスの時間まで少しお散歩。お店の裏手から続く農道を行けば河務橋があり、福江島最大級(延長15.3km)の「一ノ河川」の流れを見ることができます。

大自然のエネルギーを存分に蓄えたら、来た時に下車した柳野バス停で13時53分発のバスに乗り、三井楽町へ向かいます。

岐宿の集落の中を通り抜け、楠原へ。五島長崎国際トライアスロン大会「バラモンキング」バイクコースの難関、樽角坂を上がると保育園や楠原教会、岐宿小学校、中学校と続きます。憩坂を下り川原方面へ。

 

大川原トンネルを皮切りに5つのトンネルを抜けたら、万葉集にも登場する三井楽町。トンネルができる前は、峠をいくつも超えなければならなかったこの道。今は岐宿から10分ほどで行くことができます。

最後のトンネルを抜けると左手に砂丘でできた万葉公園。秋にはたくさんの彼岸花がお出迎えしてくれます。遊具やアスレチック、展望所があり、家族連れが多く訪れる公園です。そして右手には、遠浅の真っ白な砂浜が特徴的な白良ヶ浜海水浴場。

遣唐使ふるさと館の横を通り集落の中に入ると、小中学校があり、終点三井楽に14時31分に到着です。

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

 

路線バスの旅 前編⑦

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三井楽半島バス

三井楽に着いたら、次のバスの発車まで1時間ほどあるので、近場を散策するのも楽しいですが、すぐ近くの三井楽タクシーが運行しているコミュニティバス、「三井楽半島バス」に乗ってみるのもおすすめ。

五島バスと連絡しているので終点で降りれば乗り継げるようになっていますが、万が一のこともあるので、1つ2つ手前のバス停で降りておくと乗り遅れもなく安心です。

三井楽半島バスは、コースが4つ。路線バスが運行しない集落に住む方が、三井楽診療所への通院に利用したり、福江行きの路線バスに乗り継げるよう、毎日運行しています。料金は1乗車につき大人300円。小学生以下と障害者手帳をお持ちの方は半額の150円と良心的です。 今回乗ったのは三井楽循環コース。診療所や役場前を通ったら、嶽、柏、高崎を回り、約1時間かけ戻って来ます。海岸線を沿うように走るので車窓からの景色が抜群。

嵯峨島や姫島が目の前に見えたり、三井楽特有の赤土の円畑(まるはた)や、三井楽教会、高崎公園に高崎海岸など、観光としても充分に楽しめる三井楽半島バス。

このバスを利用して、高崎公園にピクニックに来られる観光客もいらっしゃるそう。運転手さんとの会話も弾み、あっという間に終点に到着です。


三井楽タクシー〉
住所:五島市三井楽町濱ノ畔938
電話:0959–84-3136

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

路線バスの旅 前編⑩

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荒川-福江

荒川に着いたら数分停車するので、ベンチに座り停泊している船をボーッと眺めたりできます。ここから見える夕焼けは美しいと島内でも評判。近くにゲストハウスや民宿もあるので、泊まりがけで来るのもおすすめですよ。

16時45分に発車し、来た道を戻ります。上り坂なのでゆっくりと進み、さっきは気づかなかった外の景色をゆっくりと眺められます。両脇は桜並木。春は桜が舞い散り綺麗です。七ツ岳登山口、一軒家バス停を過ぎたら見えて来る長い直線道路は県道27号線。長崎県で2番目に長い道路です。

16時55分、二本楠を経由したら民家の無い山間の道路をしばらく進みます。左手に見え隠れする川が途切れると雨通宿(うとじゅく)。猪掛(いかけ)トンネルを抜けたら中心地に入っていきます。

左手に島民の多くが利用する大型スーパーが見えたら、また五島中央病院を経由し、国道384号線と合流し下りの直線へ。

馬責馬場、商店街を抜けて、17時27分、終点福江港へ到着です。

今回は、福江島のほぼ半分の路線をコンプリートできるコースをご紹介しましたが、次回はあと半分を制覇できるコースをご紹介しますのでお楽しみに!

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

浦頭教会堂

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福江港から県道162号線を車で10分、平蔵地区に入ると高台に見えてくる浦頭教会堂。
真っ白でモダンなコンクリート造りで、茶色い十字架と花を型どったステンドグラスが特徴的なこの教会堂は、旧約聖書のノアの箱舟をイメージして建てられました。初代の教会堂は別の場所にありましたが、1968年、集落の高台である現在地に建てられ、2019年に50周年を迎えました。
敷地内に入ると、最初に出迎えてくれるのは優しい顔のマリア像。「いらっしゃい」と歓迎されている気分に。
正面に回ると、玄関の両脇には守護聖人の聖ペトロと聖パウロが、眼下に広がる平蔵地区を見守るように立っています。内部も白を基調としたモダンな造りで、天井が高く開放感があります。
正面の門からは車の乗り入れも可能ですが、駐車場が狭いため、県道沿いの広場に車を停め、細い上り坂を歩くのをおすすめします。
春は桜が舞い散り、クリスマスの時期はイルミネーションのアーチがとても綺麗ですよ。

住所:〒853-0051 長崎県五島市平蔵町2716
アクセス:福江港から車で10分 
バス: 樫ノ浦行き、および戸岐行き 浦頭バス停下車 徒歩1分
ミサ: 月、水、木、金/6:00 火/17:00 日/5:30 8:00

 

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび

樫ノ浦アコウ

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浦頭教会堂の正面入口の門を出たら右折し、山あいの道を5分ほど進むと、樫ノ浦漁港に到着。
静かな港のさらに奥まで進むと「あこう木前」というバス停があります。

そのすぐ先を民家側に入ると、目の前に出現する大きな木!

昭和27年、県の天然記念物に指定された五島を代表する巨木「樫ノ浦アコウ」です。
アコウはクワ科・半常緑高木の巨木で、垂れ下がる気根が特徴。

この木の樹齢は不明だそうですが、黒潮の流れに乗って種子が運ばれこの地に根付いたと言われています。


根周りは15mを超え,高さは10m以上。特別太い幹はないですが、細い幹や枝、気根が四方八方に10数mも伸び、ボリュームと野性味が迫力満点。

この樫ノ浦地区の守り神なのか、根元の石垣には祠があり、お供え物もしてあります。神秘的な雰囲気と、おどろおどろしい姿が印象的なアコウの木、ぜひ見に行って下さい。

住所:〒853-0051  長崎県五島市平蔵町1568-2
アクセス:福江港から車、バスで20分

 

 

【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび