五島列島を満喫するフリーマガジン「fullyGOTO」と地元在住のライターチーム「fumoto」が取材した記事を発信する、情報サイト

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一龍宝

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町中華『一龍宝』復活!!

7月1日リニューアルオープンしました。馴染みのある店内はそのままで、懐かしさを感じながら、ちゃんぽんを食べることができます。
メニューは少なくなりましたが、新たに「特製長崎ちゃんぽん」を増やし、お客様に喜んで食べていただける一品となっています。御来店お待ちしています。

メニュー

◆ 長崎ちゃんぽん・・・850円
◆ 特製長崎ちゃんぽん・・・1,300円
◆ 味噌ちゃんぽん・・・850円
◆ 特製 牛丼・・・850円
◆ 焼きめし・・・750円

店舗情報

TEL 0959-84-2177
住所 五島市三井楽町濱ノ畔1016-1
支払方法 現金・カード・paypay・他
営業時間 11:00~14:00
休み 月曜
駐車場 あり(15台)

 

訪問看護ステーションあぶんぜ新事業所

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年内に新施設をオープンいたします!

今年で23年目を迎えた当事業所の経験豊富な看護師が、地域の皆様に安心と信頼の医療サービスを提供いたします。なお、オープンに伴いスタッフも募集しております。
詳細につきましてはお気軽にお問い合わせください。

店舗情報

TEL 0959-72-7272
住所 五島市尾野町349-1
支払方法 現金または口座振替
営業時間 8:10~17:10
休み 土日・年始年末(12/31~1/3)

 

NOICHI GYM

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自分自身を見つめる時間

フィットネス大会での実績・格闘技経験のあるトレーナーが、一人一人の「なりたい体」に向けてトレーニング指導を行うパーソナルトレーニングジムです。完全予約制、マンツーマン対応。

※完全予約制

店舗情報

住所 五島市木場町257-3 坂口ビル1-3
メール noichigym@gmail.com

 

Lounge Reine

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男 性
◆ 1名様・・・6,600円(60min)
◆ 2名様以上・・・5,500円(60min)
※お一人様料金

女 性
◆ 3,300円(60min)

◆同伴料 2,200円
◆指名料 1,100円
◆キャストドリンク 1,100円/1杯
※店内の状況によりマンツーマン接客をお約束できない場合もあります

◆VIP ROOM
120min 33,000円

※税込価格表示、サービス料10%
ご延長の場合も同上の料金システムとなります

※スタッフ募集中

店舗情報

TEL 0959-76-3133
住所 五島市三尾野2丁目1-21松園ビル1F
支払方法 現金・カード
営業時間 20:00~1:00

 

米じゃろなんじゃろ

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福江港ターミナルにおにぎり屋さんができました

米・食味コンクールにて4年連続県下
1位、幾久山・上の平地区のお米を100%使用しています。

店舗情報

住所 福江港ターミナル2F
支払方法 現金・paypay
営業時間 7:00~16:00頃まで
休み 火・水曜

 

ヘアカラー専門店 LEON COLOR上五島

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安くて通いやすいヘアカラーのお店!開店準備中!

メニュー

◆ ファッションカラー・・・2,200円〜4,400円
◆ グレイカラー(白髪染め)・・・2,200円〜4,400円
◆ ダブルカラー・・・6,600円~

※スタッフ募集中

店舗情報

住所 新上五島町有川郷2613番地2マリーナ有川1F3号
支払方法 現金(クレジット、QR決済は準備中です)
営業時間 9:30~18:00
休み 水曜

 

焼肉 とらー

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焼肉専門店「とら一」としてリニューアルオープン致しました。店内レイアウトを全室個室対応に一新。大人数(20名)までの予約対応が可能です。
美味しい五島牛・あか牛・五島豚のお肉を提供致します。ぜひ、焼肉専門店「とら一」へご来店下さいませ。

店舗情報

TEL 080-8470-9253 ※16時以降は0959-42-5733
住所 新上五島町浦桑郷1349番地
営業時間 17:00~21:00(L.O)
休み 月・火曜
駐車場 あり

 

五島ではたらく若者応援 fullyGOTO2024秋号 表紙の顔

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fullyGOTO2024 秋号 表紙の顔 舛田 充(ますだ みつる)さん

今回表紙を飾ったのは、新上五島町で五島手延うどんの製造販売を行っている「株式会社ますだ製麺」の舛田充さん。昨年秋に地元へUターンし、3代目として家業を継ぐべく修行中です。

 秋号とは言え撮影は夏真っ盛り。どの撮影地からも透き通った紺碧色の海が見られました。「海を見ると落ち着きますし、山より海が好きかもしれないです。」お休みの日はよくドライブで海へ出かけるそうで、この日もそんな海の近くでの撮影もあってか終始リラックスした雰囲気。とても良い表情がたくさん出ていました。

  物心ついた頃から、うどん製造が生活の一部にあった舛田さん。「小学生の頃から、朝起きて工場に降りると製造作業が始まっているので、手伝いをしていました。それが当たり前のようにやっていたと思います。小学校の文集には『うどん屋になる』と書いてました。」と家業への想いは幼い頃にすでに芽吹いていたようです。「でも大学進学で島外に出ましたし、そのまま物流の仕事を3年ほどしていました。そこからいろんなタイミングが重なって、帰ってきた感じです。」帰ってきてからは、製造を学ぶ日々。材料は同じでも、その日の気温、湿度、天気で水加減や乾燥具合が変化するため、1日たりとも全く同じではないそう。「単純作業とも取れるかもしれませんが、工程が少しでも変化があれば、自分の中では新鮮さを感じるので、楽しいです。」現在は、水分を入れるところは社長であるお父さんが行っていますが、それ以外のことはできるようになりました。

  『五島手延べうどん』は麺の細さに規定があり、その細い形状が特徴です。また、製造工程で2・3回つばき油を練り込むことで、伸びにくくツルッとした舌触りが生まれ、子供から大人までファンの多いうどんです。ますだ製麺では梅、わかめ、あご、トマト、竹炭、唐辛子、黒ごまなど、違った味や色合いが楽しめるうどんや、こだわりの素材で作る高級麺と多種展開もしています。しかしながら彼自身はプライベートではあまりうどんを食べる機会がないらしく、「生まれた時からうどん屋ですが、家庭ではうどんは出てきません。でも試食だったり食べ比べだったり、仕事では五島うどんを食べますよ。材料の違いは結構分かります。」と笑顔で話してくれました。

  ますだ製麺は、先代が通年販売できる商品作りをしようという想いから始まりました。そして生まれた五島うどんを、上五島の名産品にして広める活動に尽力し、今では日本の三大うどんの一つとも言われるほどに。昭和63年の冬には直営の五島うどん専門店『竹酔亭』をオープン。地獄炊きをはじめ、五島うどんを食べることができ、地元の人を始め観光客にも人気のお店です。「従業員の方達も、自分が子供の頃からいる人が多いので、職場の居心地はすごくいいです。自分自身の目標は、長く会社を残すこと。20人ほど従業員がいますが、若い世代が少ないです。なので、自分の世代の従業員を増やしていくことを頑張りたいと思っています。」

  五島のソウルフードとも言える五島うどん、食卓にも贈り物にも喜ばれる逸品です。さらなる五島うどんの繁栄と舛田さんの今後の活躍、応援しています!

【取材・執筆・掲載】fully編集部
【掲載先】fullyGOTO2024秋号

第40回 五島で輝いている人

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五島むかしばなしを楽しむ会
才津 久高さん

もともと小学校教師であった才津さん。教員を辞めてからは陸上クラブの手伝い等をしていました。今でも週2 回汗を流すソフトボールや、所有する船で出かけるたまの釣りと、活動的な一面は変わらずですが、運動系の活動ばかりだった生活から一転、現在は五島むかしばなしを楽しむ会の会長として、昔話の伝承という文化活動に励んでいます。

 五島むかしばなしを楽しむ会

 五島市で昔話を伝承する活動として発足したこの会。始まりは2015年に開催された「第29回昔話を楽しむ九州・沖縄交流会in長崎」でした。「開催場所が福江島だったので、昔話の読み聞かせなどの活動をしている人たちと、五島むかしばなしを楽しむ会を発足しました。当日は、ホール等での講演形式、そして市内の保育園、幼稚園、小学校に各地から来られた方が出向きお話会の開催と、とても良い催しでした。」この活動はとても大事なのだと感じ、これで解散はもったいない! と感じた会のみんなの想いが連なり今では役員6 名、会員約50 名で、月一回の活動を続けています。

 昔ばなしは土地のアイデンティティ

 この会は、五島市内の保育園や幼稚園、小学校、中学校へ出向き昔話の読み聞かせを行う活動の他、まだ埋もれている昔話の発掘も大事なお仕事です。「昔話は、古来から世代間でお話を通じて伝えられてきたものです。その上で、文献として残されているものもあるのですが、もちろん残されていないものもあって。それらを聞くことができる時間は有限なので、情報があれば伺ってお話を聞き、残しています。」核家族化が進み、祖父母と生活したりお話を聞く機会が格段に少なくなった昨今、五島の言葉で語られる昔話を聞く機会は、当たり前から貴重なことへと変化してしまいました。昔話は、その土地の歴史や文化、教訓などを表すもので、まさにその土地のアイデンティティ。家庭では聞くことが減ってしまっても、この会を通じて子供たちが聞ける環境は残っています。

 五島弁で伝える・伝わる

「お話会をしていく中で、五島弁が伝わらない状況が出てきて少し危機感も感じました。話の言わんとするところであったり、温度感だったり、味わいだったりというのは、五島弁が分かる事で、より一層伝わる事が多いと感じています。なので、できるだけ伝わってきたそのままの形で継承していきたいと思っています。そのために、まずは五島弁を知ってもらわなければと考えました。」標準語に訳すこともできるけれど、これまで紡がれてきたありのままを、伝える側も伝えられる側も受け取れるように、そんな想いから生まれたのが『五島弁かるた』です。

 五島弁かるた

 「最初は『どうでんこうでん五島弁』というイベントを開催し、五島弁を10人ほどのグループで話してもらいながら五島弁に触れる機会を作っていました。でも、これではこのイベントに参加した人にしか広げることが出来ないと考え、作ったのがかるたです。」五十音それぞれに、何の五島弁を当てるか、たくさんの話し合いと10回以上の校正を経て出来上がりました。「あまり知られていないものも積極的に取り入れています。挿絵は会員の一人が書いてくれて、印刷も島内で。五島が詰まったかるたです。」最初は想像以上の反響があり、ご飯を食べる時間がないほどだったそうですが、改めて、本来の活動である昔話に原点回帰しなければと考えます。

 五島の昔話を「すごろく」に

 そこで思いついたのが「すごろく」です。「会員が図書館で『福江商店街すごろく』というものを見つけ、これは面白いと。五島の昔話でも作ってみようということになりました。いくつかのマスに昔話のタイトルが散りばめられていて、別冊子にその話が書いてあるので、気になるものはそこに止まったら読んでもらえるような仕組みにしています。」取材をした日に居合わせた高校生も興味津々で、一度やってみることに。ルールも簡単で、タイトルも目を引くものが多いので、遊びながら、会話しながら昔話にふれ、楽しんでいました。

昔話を残していくために、何ができるか、何が必要かを常に考えている才津さん。住まう土地のことをより深く知ること、多くの世代と話すことの大切さなど、分かっているようで、なかなか出来ていない部分を「楽しむ」という手法で手を差し伸べてくれることに、優しさと先生らしさを感じました。

『五島弁かるた』も、『五島のむかしばなしすごろく』も本町通り商店街の光洋社さんで販売中。ご家庭での団欒や、友人との娯楽にぜひ!

 

【取材・執筆・掲載】fully編集部
【掲載先】fullyGOTO2024秋号