「丸木青年団」ってどんな団体?
福江島の玄関口「常灯鼻」で有名な丸木集落。古くから福江島の水揚げ出荷で賑わった地区であって今も漁業者の多い集落であります。「丸木青年団」はその丸木集落に於いて地域の活動を主としている漁民青年団で、最初に結成されたのは明治7年頃です。15年前に一度、存続が絶たれていましたが、5年程前に、住吉神輿を復興させようと6人のメンバーで集まったところから再興し、現在は20代~50代のが15名程となりました。団員は丸木住民と丸木漁民で、そのパワーと団結力を生かして島内の綱引き大会やペーロン大会にも参加しています。
主な活動内容は?
丸木青年団の活動を紹介しますと、地域の住吉神輿の保存会の運営、蠑螺島(さざえじま)の弁天様の修復や保全活動、漁業区内の監視等防犯活動や海ゴミの回収・地域のごみ拾いをする美化活動、台風時の常駐監視や港内船の綱取り、等々。地域の為、漁民の為の活動を主としています。昨年11月にはキビナの無料配布を商店街のお祭りで実施させていただき、椿まつりに於いても獲れたて新鮮なキビナの特別直売の予定でした。キンナゴは島内でも古来から栄養価抜群で美味い事からも重宝されてきましたが、今後も新鮮な丸木のキンナゴを多くの人に美味しく食べていただきたいと、イベント等でも活動していきますので宜しくお願い致します。
丸木青年団としては丸木漁民の漁業と湾内の発展を目指しこれからも頑張っていきます。
【掲載先】fullyGOTO2022春号