宮原教会堂を後にし、まっすぐ進むと半泊へと続く山道の手前に小さな誘導看板があります。細い山道を10分程行くと、眼下に海が見えて来ます。
あとは道なりに下って行くと半泊集落に到着。
目の前にあるこんもりとした小さな島がトレードマークの半泊ビーチは、砂浜ではなく玉砂利の小さな海岸で、波に洗われたつるんとした丸い石が特徴。
耳を澄ますと波の満ち引きに合わせ石が擦れ、まるで歌っているかのよう。手前から眺めると海の色のグラデーションにも息を飲みます。海と山と空だけの生活音の無い空間に身を置くと、心まで洗われた気分になります。
波打ち際で遊べるだけでなく、山裾の岩場で磯遊びや、海岸線の先の防波堤で魚釣りもでき、一日いても十分楽しめます。コンパクトなビーチなので、小さなお子様連れでも目が行き届き、安全で楽しい海遊びができますよ。
住所:〒853-0054 長崎県五島市戸岐町半泊1223
アクセス:福江港から車で30分
【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび