玉之浦町にある真言宗の寺院。701年に建立されたと伝えられいます。
806年に、留学の為遣唐使に随行していた空海が帰朝の途、大宝の浜に漂着し、その後日本で最初の真言宗の講釈を行った寺院である。大宝寺を中心に真言密教を広めたことから「西の高野山」とも呼ばれています。
毎年10月には弘法大師の縁日として、真言密教の護摩法要が行われ、島内外から多くの方がお参りします。
五島八十八ヶ所巡拝の八十八番礼所でもあり、境内には「弘法大師霊場 祈願お砂奉安 四国八十八ヶ所巡拝御砂踏處」と書かれた大師堂があります。