海水浴場では遊泳区域を示すブイが必ずあります。玉之浦湾のある小浦海水浴場では令和3年から、漂着ごみを利用して五島市イメージキャラクターの「つばきねこ」をブイに見立てて海に浮かばせています。
小浦海水浴場へ向かう道沿いにある飲食店「NEWパンドラ」。こちらで働かれている片峰さんが、「落ちているブイがつばきねこに見える」と、実際に描いてみたのが始まりです。可愛くできたつばきねこブイを見た商工会の方が、「海に浮かせれば可愛いのでは?」と提案。五島市商工会女性部玉之浦支部の皆さんが福江島を回り、いろんな海岸からブイを集めました。大きいサイズを25個作り、ビーチボール柄や魚の絵が描いてるものが浮かんでいてとても可愛いです。
「子ども達が少しでも喜んでくれれば良いし、水難事故が無いように安全祈願も願っています。玉之浦の小さな話ですが、明るい話題です!」と片峰さんが笑顔でお話してくれました。来年以降も続けていく予定で、今年も8月いっぱいは浮かんでいます。
【取材・執筆】fumoto
【掲載先】まるごとう