赤島港とは反対方向にある赤島漁港の海沿いに、墓地があります。
赤島は明治から大正にかけてカツオ漁の基地として栄えており、昭和35年には467人の方が赤島で暮らしていたそうです。
先人の方々が作り上げてきた赤島の暮らしを絶やしたくないと、現在は15人ほどが暮らしています。
海沿いの墓地を訪れ、海風に打たれながらも力強く鎮座している墓石の数々をみると、かつての賑わいを想像することができます。
どことなく、かつてカツオ漁で栄えていた赤島の漁港を、懐かしく眺めているようにも感じとれます。
【取材・執筆】fumoto
【掲載先】五島の島たび