ランチ後、港に戻ったら、港ターミナルのおぢかアイランドツーリズム受付で、料金を支払いサイクリングガイドツアースタート!
今回は東側のコースに決定、早速海沿いの道を通りまずは牛の塔。鎌倉時代末期に、埋め立て工事を行った際に、労働力として多くの牛が働きました。その時犠牲となった牛を祀ったものです。麓には、お経が一文字ずつ刻まれた石が約6万弱埋まっているそう。
その後さらに東半島へ自転車を走らせ、赤浜海岸へ。
牛舎の脇を通り、坂を下ると真っ赤な海岸が目の前に現れました。赤の理由は火山による酸化鉄。小値賀が火山によりできた島であることを示しています。砂も砂利も真っ赤な浜は、晴れた日の青い海と、対岸の島々の緑に合わさり、写真映え間違いなし!
さらに進んで愛宕山園地へ。低めの山ですが、直前は坂道が続きます。でも電動自転車なら楽々。
立ち漕ぎすることなく、登れました。園地からは、島の南側が一望でき気分も爽快でした。
そして最後小値賀島の地ノ神嶋神社(ちのこうじまじんじゃ)へ。前方の湾に向かう形で立ち、対岸の野崎島に、沖ノ神嶋神社(おきのこうじまじんじゃ)が分祀されています。湾に近い鳥居は、他と違うつくりをしているので、是非注目してみてください。
さていよいよ港への帰路。有名な松林の道、姫の松原を通り戻ります。この通りには、小学校、中学校、高校が並んでいて、サイクリングガイドさんの少年時代の想い出話を聞きながら楽しく走り抜けました。ツアーは、基本的なルートがありますが、行ってみたい場所、見たいものなど、要望があればコースを一緒に考えてくださるので、是非ご相談ください!
■集合場所:小値賀港フェリーターミナル内 ■営業時間:①9:00~ ②14:00~ ■所要時間:2時間30分~3時間
■催行人数:2人~ ■申込期限:一週間前 ■お申込み先:おぢかアイランドツーリズム協会 ℡0959-56-2646
体験取材ライター:藤田 佳子
fullyGOTO2020春号掲載
【取材・執筆・掲載】fully編集部